先日に読んでいた、『韓非子ー強者の人間学』著守屋洋を掲載します。
諸葛孔明が座右においた帝王学の教科書の書『韓非子』
様々なマネージメント方法がありますが、『韓非子』は究極に現実的な統治理論だと感じています。
『相手が背かないことに期待をかけるのではなく、背こうにも背けないような態勢をつくりあげる。相手がペテンを使わないことに期待をかけるのではなく、使おうにも使えないような態勢をつくりあげる』
という文に韓非子の思考が凝縮されています。部下がうまく動いてくれない、都合の良い人で終わってしまい、成果がなかなかでない人に良い本だと思います。
内容は、現実的で応用が利くものでありますが、時代背景もあり他者を疑う前提で入っており、短期的成果は出やすいと思いますが、全体の幸福には繋がらないと感じたので、★は
★★☆☆☆2つです。
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