肉体労働、知的労働と学ぶことの意味

ビジネス

今日は肉体労働と知的労働について、普段から考えていることを綴りたいと思います。

肉体労働も知的労働も労働が存在している唯一の正当な理由は、『外部に必要とされている』からだと定義づけているので、どちらが尊いという議論に価値は無いと思います。

しかし、それぞれの労働の特徴は、理解する必要はあると考えます。

 

比較要素は、多くあると思いますが、ここでは、単純化するために

❶外部に必要とされるための資本は何か?❷その資本は時間経過によってどう変化するのか?

にフォーカスしたいと思います。

 

❶外部に必要とされるための資本は何か?

肉体労働=肉体

知的労働=知識

これは当然です。

 

❷その資本は時間経過によってどう変化するのか?

肉体は、18歳~25歳ほどがピークであとは下がり続ける

知識は、年齢に関係なく、蓄積していく

私が現在30歳で、日本人男性の平均寿命が約80歳なので、後50年は生き続ける計算になります。その時に、外部に必要とされている自分の資本を増大させておくには、資本価値が時間経過と共に減少する肉体労働では無く、時間経過と共に資本価値が複利で増える知的労働を行えるようにしておく必要があります。

 

しておくを強調したのは、未来にそうなっておく必要があるということを強調しておきたかったわけです。

 

未来は、現在の延長である為、現在の仕事と未来の仕事に因果関係が無いとは言い切れませんが、現在肉体労働を現在行っていても、少しずつ知識労働の方にシフトしていく方法はあります。

 

その唯一の方法が『学ぶ』ということです。

 

社会人の方で、何かを学ぶ時間は無いと言う方も多いと思いますが、本当にそうでしょうか?

 

一日の中で、仕事をしている時間は約8時間~10時間、睡眠の時間は約8時間。では残り8時間~6時間は何に使っているでしょうか?テレビを見たり、スマホで遊んだりする時間を使い未来への投資をすれば良いと思います。

どちらかといえば、学んでいないのは、時間的な障壁ではなく、学ばないという選択をしている結果だと考えます。

私が経営する会社の業務も、もともとは業務自体が肉体労働の色が強かったですが、少しずつではありますが、『学ぶ』ことによってノウハウを入れていき、業務自体を知識労働の方に移行させていっています。(肉体提供→知識提供型)

今後、自分自身、パートナーの知識の絶対量を増やし、この流れを加速するつもりです。

 

あなたは、与えられた時間を刹那的快楽に身を任せ浪費しますか?

それとも、自己実現に繋がる学びの為に使いますか?

 

まとめ

  • 知識労働は時間と共に価値が増加する
  • 肉体労働は時間と共に価値が減少する
  • 知識労働の価値を高めていく方法は『学ぶ』のみ※座学に限らず行動に移しての経験も含める
  • 受動的に生きるのか、主体的に生きるのかを選択するべき

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