対人関係の悩みを軽減する方法

ビジネス

久しぶりのビジネス系の記事となります。

今回は、『対人関係の悩みを軽減する方法』を書きたいと思います。

※10分ほどで読めて、これまでより『対人関係の悩み』が軽減し、自分の人生の貴重な時間を有意義に過ごせるようになっていると思います。

 

目次

1、悩みの定義

2、そもそも何故人間は悩むのか?

3、理想は不必要なのか?

4、どうすれば対人関係の悩みが解決するのか?

 

1、悩みの定義

始めに、悩みの定義をしないとその解決は出来ない為、先ずは悩みの定義をしたいと思います。

 

デジタル大辞泉によれば、

 1、決めかねたり解決の方法が見出せなかったりして、心を痛める。

2、対応や処理が難しくて苦しむ。困る

流石デジタル大辞泉!!

 

これを受け、悩みとは『解決策が見えなくて、行動もできていない状況』だと定義付けます。

 

2、そもそも何故人間は悩むのか?

悩みの定義付けが出来たところで、そもそも何故人間は『解決策が見えなくて行動できていない状況』になるのかを書きたいと思います。

私は悩みとは『理想と現実』のギャップから生まれるものだと考えています。そもそも、理想、こうしたい、こうなりたいという願望や欲が無ければ、悩みは存在しません。

 

例えば、お金が無いと悩んでいる人がいるとします。その人は、そもそも何故悩むのかというと、お金がある自分を想像し、その理想の姿と現実のギャップに悩んでいます。私自身も、目的思考が強く、欲深いほうなので、20代前半はそのギャップに多くの悩みを抱えていました。

 

つまり、そもそも人間は何故悩むのかというと、理想があり、このようにしたいという姿がある為、悩みが生まれるということです。

 

3、理想は不必要なのか?

ここまでで、そもそも理想があるから悩みが生まれるという結論になりました。では、次の疑問は、では、悩みの源泉が理想にあるなら、そもそも理想は必要なのか、理想を無くせばよいのかという問いが生まれます。

結論から言いますと、私自身は、理想は人間が生きていくうえで必ず必要なものであると考えています。理想が無ければ、成長することも行動することもない為です。そもそも、理想や欲を完全になくすことは通常な人間には不可能だと思います。

 

4、どうすれば対人関係の悩みが解決するのか?

これまでの流れを説明すると

 1、悩みとは『解決策が見えなくて、行動もできていない状況』

 2、人間が悩む理由は『理想、欲があるから』

 3、理想、欲を無くす意味はないし、無くすことも難しい

では、本題の『どうすれば対人関係の悩みが解決する』のかを書きたいと思います。

結論から、書くと『コントロールできる事とコントロールできない事を分離する』です。

世の中には、自分自身がコントロールできることとコントロールできないことがあります。悩みとは『解決策が見えなくて、行動もできていない状況』であると定義付けましたが、自分自身がコントロールできることに集中し、それを変えようと行動をするだけでも悩みの状態は脱却できると思います。私自身の会社の主な事業が、コーチングなのですが、数年前までは、コントロールできることと出来ないことの分離が上手くできず、苦労しました顔(;^_^A

対人関係の悩みの代表的なものとして、相手が自分の望む選択、行動をしてくれないというものがあります。具体例としては、子供が勉強してくれない、部下が仕事を頑張らない、教えたことを守らない、やらない等です。

 

子供が勉強をしてくれないということを課題の分離を使ってみます。

そもそも、勉強をしてほしいという親の理想はどこからきているのでしょうか?子供が勉強しないと将来良い大学に入れないず、年収の高い仕事に就けないというのが常識的な回答かと思います。

では、この理想を持つことがいけないかというと、理想を持つことは親の勝手ですし、それ自体に問題はありません。しかも、勉強をし良い大学に行き、年収の高い仕事に就くことは全く相関関係がないというわけでもなさそうです。(厚生労働省発表の学歴別にみた賃金)

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2015/dl/03.pdf

統計は、過去のデータで未来が必ずしもそうなるのかは分かりませんが、親は、そういう因果関係があり、そうなる可能性が高いことを教え、そのうえで、勉強してほしいと伝えることは出来ます。しかし、それをやるかどうかは本人の選択であるため、行動するかどうかはその子自身が決定権を持っています。

部下が仕事を頑張らない、教えたことを守らないやらない等も同じで、提案は出来るが、その行動を行うかどうかは究極はその本人に全て依存しています。

言ってしまえば、家族、部下、友人、夫婦であっても、究極は他人で、その対象はその対象の人生を生きています。その為、自分の提案の結果相手が何をするかを左右することもできないし、それを強要する権限もありません。結局は、本人が本気でやらないと何も変わらないというのが厳しい現実です。結局は、他者に期待することは出来るが、その通りになるかどうかは他者次第というところです。

『対人関係の悩みを軽減する方法』の結論

自分がコントロール出来ることと出来ないことを分離すること

これに尽きると思います。皆様の参考になれば幸いです。

 

では、他者に影響を与えることは出来ないのか?

私は、コーチングの会社を経営しているのですが、今後影響の与え方等も書きたいと思います。

 

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