投資成績月間、年間報告2021年11月

投資成績月間報告

2021年 11月年間 

年間 日経平均 +1.38% 個人+5.44% 月間 日経平均 −3.71% 個人−4.17%

月間パフォーマンス差−0.46%

先月の2.8%+で良かったのですが、今月は日経に遅れる形となりました。1日は狙い通り、伯東が上方修正と増配を発表し、2.31%程アウトパフォームできました。また、三井倉庫、近鉄エクスプレスはPFに貢献しました。また、日本一ソフトは上手くモメンタムを取れたと思います。大阪製鐵、HUグループ決算前に買い増ししていたリョーサン、PS三菱が決算発表後ずるずる下落し、大きくパフォーマンスを落としました。なぜ買っているのかによってちがいますが、価値と価格の差を感じて入ったとしても、自分が知らない情報がある、そもそも評価に値しない可能性もあるので、株価をリスペクトしていく必要があると感じました。また、自分が知っている情報であっても市場で知っている人もいると思うので、底値圏でもチャートが良化しやすいと思います。チャートが良い銘柄が必ずしも良いとは限りませんが、ファンダが良くて、チャートが良化している銘柄を買って行きたいです。

●気づいた点

1、銘柄を少数(最大で10銘柄)に絞るべき

2、3年〜5年で見れば『どの銘柄を買うのか?』も重要であるが、1年以下の短期においては『いつ買うのか?』が最重要※CPを常時維持する必要性

3、銘柄選択において最優先は周りに評価されるのかどうか

4、EPSの成長率、PERの是正、ROEの重要性

1、銘柄を少数(最大で10銘柄)に絞るべき

自分にとって銘柄数が多くなると管理の難易度が極端に上がり、1銘柄に対しての注意が浅くなってしまう。これは、コロナ下でも顕著に出ていた。銘柄が多いと優先順位がつけにくく、銘柄入れ替えや売却が一歩遅れる。また、決算ごとの内容も深く精査し売買するためには保有銘柄数はすくないほうが良い。5銘柄以下にすると集中しすぎて大きくパフォーマンスがブレる可能性が高く、今の資産だと自分の許容できるリスクを超えているように感じるため、5〜10銘柄にする。また、銘柄の入れ替えをスムーズに行う、良い株価になった銘柄をすぐさま購入できるように15%ほどのCPは維持したい。コロナの下落まえでも、フルポジでパンパンだったので身動きが取れなくなった。常時15%を目標とし、下落局面に備える。

2、3年〜5年で見れば『どの銘柄を買うのか?』も重要であるが、1年以下の短期においては『いつ買うのか?』が最重要※CPを常時維持する必要性

今まで銘柄選択に力を入れて来たが、1年以内の短期においては、『いつ買うのか、売るのか?』が重要。その為には、その銘柄が『どんな状況なのか?』を正確に把握する必要がある。今は期待されていないが、今後機関や大口が買って来そう、この材料なら大口も売りにくい、売り方が苦しいため受給的に上がりやすい、出来高的には上で買っている人が多いので下落すると売られやすい等等、その銘柄の現状を見てタイミングよく出たり入ったりれば、日経のアウトパフォームも容易になると感じた。

3、銘柄選択において最優先は周りに評価されるのかどうか

2020年中盤までは、自分がどう見えるかを重視していた。コロナ前時点で保有の大部分を占める資産バリュー銘柄は市場が下落するとともに連れ安したのち、戻りも弱く、年初ー20%の銘柄も見られる。その間、材料のある銘柄(Saas、DX、マスク、テレワーク、スーパー等)は買われやすく、売られにくい状況が続き年初大きく上昇した銘柄が三件された。もちろん来年は、バリューリバーサルになる可能性もあるが、それも引き金となるのは市場から注目されるかどうかということ。網を張っておくにしても、ただ割安のみでは日経においていかれる為、注目されそうな状況を機敏に察知してから網を貼るようにしていきたい。

4、EPSの成長率、PERの是正、ROEの重要性

2020年中盤までは、BS重視で銘柄を購入していたが、3の周りに評価されるかどうかという着眼点においては、いつ開くのかわからない宝箱は評価されにくい。最低でも、開く時期のおおよその検討がつき、それが周知され評価される一歩前、若干評価されてきている瞬間に入るのが合理的だと思う。また、開けば評価される宝箱ではなく、現状変化の兆しがある銘柄を購入するのが良い。そうなると、EPSの成長率、ROEの数値が重要で今後伸びるであろう銘柄をやや割安な水準で買う戦略が良い。

この4点を意識して来年は投資していきたい。

いずれにせよ投資は『どれを、いつ売買するのか』に集約される。来年も良い一年になるように成長したい。

コメント