2022/4/6持株と年率(8091ニチモウ売却)

日々の売買記録

本日、日経は前日比−1.58%(年率−5.01%)、個人PFは、前日比−0.05%(年率−2.98)となりました。

ニチモウを全株売却しました。損益率は5.3%となりましたが、相場が崩れる局面もPFを牽引してくれたので良かったです。25日線を下待っており、4Qは原材料や燃料費厳しい旨書かれたので売却しました。PFでは、東洋製罐−3.22%、NO1−1.42%、ASTI−1.31%、酉島製作所が+5.43%と大幅高でした。ショートは、くら寿司−1.01%、OLC−0.54%、ファーストリテイリング+0.38%となり、全体相場の下落局面でショートが機能しませんでした。主力の酉島製作所が上昇でアウトパフォームをしましたが、難しい局面だと感じています。

サンコールは、①営業利益率が大きく下落していること。A、2021年3月期までコロナの影響で売上が大きく下落しており、会社の方針としてこの落ち込みは一時的なもので、原価に入れている人件費や機械のメンテナンスなどの固定費の割合が上がって粗利率を下げた。②2025年3月期の営業利益予想と現状が大きく乖離していること。A、データセンター、5G関連のEVの部品などで大きく伸びる想定であること。③本当に円安の恩恵を受ける銘柄なのか。A、若干プラスに作用する。④訴訟の提起をされており、それによって業績が悪化する可能性があること。A、この部分については不透明

となりました。一番危惧していた付加価値の下落によって、原材料高騰のダメージが来ており、ビジネスモデルが危機に偏しているというストーリーも原材料価格の上昇は、100%でない+期ズレはあるかもしれないが進んでおり、同じ部品のメーカーも世界に3社しかなく、精度の高い技術力を要求されるので、価格競争に陥りにくいとの事。

売上原価に含まれている減価償却費を抜いて正味原価率を計算すると

正味原価=売上原価−原価組入減価償却費(キャッシュフロー計算書の減価償却費−損益計算書の一般管理費の減価償却費)

正味原価率=正味原価÷売上高✕100%

2016年3月期 75%

2019年3月期 75%

2020年3月期 77%

2021年3月期 81%

となっていますが、あくまでも主な要因はコロナによる売上減少による固定費率の上昇による粗利益圧迫とのことで、変動費は材料高騰の影響は多少受けるが、価格転嫁は随時行っていっているとのことでした。コロナによる売上減少による固定費の増加、将来の投資の為の設備増強による減価償却の増加によって、一時的に粗利益が減少しているならば、時間の経過で売上が戻るとともに過去の水準まで業績がもどる可能性が高いと思われます。げんに2022年3月期の売上予想は過去最高の476億円で3Q時点で352億円達成、1Q〜3Qまで117億円程安定して売上を上げているので、今後売上拡大する可能性がたかいと思います。中期経営計画を元に算出するとGACAで売上10%、最終利益70%が見込まれ、通過点の2023年3月期は売上高520億円、営業利12.07億円、EPS30円程は最低でも出してくるのではと思います。そうなるとPER16倍、配当は22円、利回りは4.4%です。ここではそこまで旨味はないのですが、もし売上の増加により粗利益がコロナと減価償却費がぶつかる最悪期の2021年3月期の一年前の2020年3月期と同程度の原価率84%に戻れば、売上粗利で83億円、販管費62.4億円(販管費率12%)営業利益20億円程まではブレるのではと思っています。そうなると、なにも無ければ経常利益で20億円、実効税率30%で最終利益14億円、発行済み株式数34057923株で割るとEPS41円ほどになります。中期経営計画でROE9%を超過するまでは配当性向75%を維持と明示しているので、配当30円、配当利回り5.8%と高配当となります。GACAで売上10%、営業利益70%成長する今後の収益につながることが容易に想定される未来の投資を行っている企業が、PER12倍、PBR0.42、配当利回り5.8%だと激安だと思います。2025年3月期のの最終利益目標が達成されれば、EPSは100円を超えてきて、ROEは現状のBPSの水準の1196円であっても、107円のEPSまでは配当性向75%を明示しているため、配当金75円の利回り14%と驚異的な利回りになります。短期的にも2023年3月期のコロナ後の業績V字回復局面後の正規の決算と配当利回りが出ることもカタリストになりますし、2025年3月期の業績が達成も見えれば、2025年3月期の業績の予想が出た時に現場の株価の2倍の1000円(配当利回り7%水準)良ければ3倍の1500円(配当利回り5%水準)も狙えるのではと考えています。また、四季報でも2023年3月期の予想でも営業利益20億円、EPS46円の予想が出ており、良いのではと思います。(配当性向75%が更新されておらず配当20円〜22円となっている点も歪んでいると思う)状況を見つつロットを入れていきます。

月間の日経との差は+0.38%です。

日経騰落レシオ98.20、日経平均PERは13.25、PBRは1.23倍、益回りは7.55%です。空売り比率は42.7、信用評価率は-11.94倍です。恐怖指数19.28%となりました。

個人口座総資産ポジションバランス 

CP23.81% 売り48.69% 買い76.19%(ネットロング0.27倍)

個人PF(8銘柄)

1814大末建設

2676高千穂交易

3562No1

5901東洋製罐

5985サンコール

6363酉島製作所

6899ASTI

信用ショート

2695くら寿司

4661OLC

9983ファーストリテイリング

優待口座(11銘柄)

1384ホクリョウ

2681ゲオHD

2685アダストリア

3197すかいらーく

3548バロックジャパン

5449大阪製鉄

8173上新電機

8356十六銀行

9857英和

9831ヤマダ電機

9882イエローハット

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