日経は前日比+0.36%(年率−3.39%)、個人PFは、前日比+2.25%(年率+26.88%)となりました。
PFでは、SBテクノロジー+7.68%、フューチャー+3.33%、IWI+3.1%、インパクト+2.49%、広済堂+2.26%、川崎汽船+2.09%。−はワコール−0.09%、中部鋼鈑−1.35%。ショートはトヨタ自動車+2.03%と想定的にダブルαが効きアウトパフォームした相場でした。
売買は、SBテクノロジー売却、IWI買い増し、中部鋼鈑新規購入、SUBARUショート決済です。
SBテクノロジーは中期経営計画ででた数字から逆算し、営業利益成長率20%で計算しており、PER15倍で出てきてこの水準なら割安。割安な理由は通期の決算発表が未定で出してきており、未定の理由もポジティブな理由で未定と読み取れたので、通期の決算発表まではは持とうと思っていました。結果としては、最高益予想でだしてきて、想定どおりのPER15倍で一旦の自分の想定する歪み(未定で出して売られた)を解消してきたこと、カタリストが消えたこと、2023年3月期は営業利益成長5%、2024年3月期、2025年3月期は営業利益成長30%と遠い成長(不明確)を折込にいっていると感じること、中部鋼鈑とIWIを買い増ししたくCPがほしかったことを踏まえ売却しました。
IWIは7月27日に2022年6月期の配当予想を14円→17円に増配してきました。2021年7月28日に発表した『新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する判定結果と当社方針について』の中で、株主還元策を充実させることの一環として4割程度の配当性向を基準とする方針に変更しました。17円の配当ということは2022年6月期の予想されるEPSは42.5円となり、PER18となります。2021年12月8日に発表した『新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書』の中での業績目標からEPSを逆算すると、2022年6月期は35.6円、2023年6月期は46.54円、2024年6月期は60円の予想となります。EPSのCAGR成長率は2022年6月期〜2024年6月期で30%となります。来期が目標通り、46.54円で出してこれば、PER17倍で成長性を加味して割安であると思うこと、上場維持基準を満たしておらず、経営者は株価を上げたい動機があること、今回増配したことも業績が堅調だと想定できる事、3Q時点で受注高+42.1%、受注残高+67.6%と30%成長の土台はあると思えること、今回の増配で5日線25日線を超えてきており、受給が改善して来ていると想定できることを踏まえ買い増ししました。現状7.01%なので、15%ほどまでは売ってくれれば買っても良いかなと思います(決算10%下落でPF−1.5%)。
中部鋼鈑を新規で購入しました。2021年5月6日に発表した『21中期経営計画(2021年度〜2023年度)について』の経営計画で2022年3月期配当性向30%と記載がありました。その後、2022年5月10日の『余剰金の配当に関するお知らせ』で〜〜当社は、利益配分につきましては、安定的な配当に意を払いつつ、業績に見合った弾力的な配当を実施していくことを基本方針とし、連結配当性向30%以上を目標に掲げております。〜〜と記載があります。1Qの決算が7月26日にありましたが、内容は売上+66.8%、営業利益17倍、EPS65円(16倍)で発表しました。要因としては、『主原料である鉄スクラップ価格が引き続き高水準で推移したほか、エネルギー、諸資材価格も軒並み前年同期を上回り、コスト面は厳しい環境が継続しました。一方で、主需要先である産業機械、建設機械向け需要、建築、土木向け需要が堅調に推移したことから、主要製品である厚板の販売数量は前年同期に比べて増加し、継続的に取り組んできた値上げの浸透により販売価格も前年同期を大きく上回りました』と記載がありました。鉄鋼需要については、『建築、土木向け需要は、物流倉庫、工場案件の増加や国土強靭化関連の公共投資等を追い風に回復基調が継続し、産業機械、建設機械向け需要についても、部品供給の遅れによる影響等はあるものの底堅く推移しました』との記述があり、継続するかどうかは不透明であるものの、現状は好調であることが想定されます。過去の業績を見ても、季節性は見て取れず、純粋に鉄鋼需要、原材料のスプレッドで業績が上下するように思い前Qの4QもYonY、QonQいずれも増収増益でEPS62.6円と現状事業が好調であることが見られます。また、2022年4月を天井に鉄スクラップ価格は下落してきており、値上げは一定期間継続することを加味すると原材料とのスプレッドが開き、1Qよりも良い数字がでる可能性もあります。これらのことから、仮説としては1Qと同じEPS65円出れば通期で260円、PER3.37、BPS2552円、PBR0.34、配当性向30%で78円、配当利回り8.8%が見られます。還元の方向性も30%以上を目標にとの記載も評価できます。また、名証単独上場で信頼度や流動性に難はありますが、それを差し引いても歪んでいるのではと思います。また、ここ数年は2Qで修正をだしており、11月の2Qの決算での上方修正と増配がカタリストになりそうだと思います。現状価格もPBR0.37倍と過去平均でみても同水準で特段割高さはありません。現状PFの6.2%程ですがCFを見て問題なければ、主力級にしていっても良いのではと思っています。
SUBARUを寄りで決済しました。三菱自動車が上方修正をしたこと5日線、25日線を超えてきてことを踏まえ一旦決済しました。受給悪化で再度ショートに入ろうと思っています。
月間の日経との差は−1.85%です。
日経騰落レシオ137.75、日経平均PER16.41は、PBRは1.69倍、益回りは6.09%です。空売り比率は44.5、信用評価率は-11.03倍です。恐怖指数23.24%、フェア&グリード38となりました。
個人口座総資産ポジションバランス
CP5.13% 売り12.94% 買い94.87%(ネットロング0.88倍)
個人PF(9銘柄)
3591ワコール
4722フューチャー
4847IWI(インテリジェントウェイブ)
5461中部鋼鈑
6067インパクト
6651日東工業
7236ティラド
7868広済堂HD
9107川崎汽船
ショート
7203トヨタ自動車
優待口座(10銘柄)
1384ホクリョウ
2681ゲオHD
2685アダストリア
3197すかいらーく
3548バロックジャパン
8173上新電機
8356十六銀行
9857英和
9831ヤマダ電機
9882イエローハット
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