2022/8/12持株と年率(1320ETF225ショート決済、6651日東工業売却、8091ニチモウ新規購入)

日々の売買記録

日経は前日比+2.62%(年率−0.85%)、個人PFは、前日比+1.33%(年率+23.84%)となりました。

PFではニチモウ+4.25%、廣済堂+3.31%、ティラド+3.38%、ワコール+2.46%、他銘柄も日経ほどでは有りませんが上昇しました。ネットロングが0.59だったので、パフォーマンスとしてはこのあたりが妥当かとは思います。

売買はETF信用ショート決済、日東工業売却、ニチモウ新規購入です。

ETFショートは決済しようと考えていた前回高値を抜いてきたので、決済しました。一旦下落トレンドは否定した形なので、また下落トレンド肯定するようなら、再度ショートに入りたいと思います。

日東工業は、減益決算で前年同期で原材料の価格上昇から1Qは売上+2.8%、営業利益−83%の決算で10%ほど売らました。前営業日と本日と合わせて5%ほど戻り、5日、25日線に頭を抑えられる形となって寄り後売られました。2024年3月期までは配当性向100%なので、EPSが減少すると直に配当利回りに効いてくること、当分は(5日、25日線が下にきており、高配当組の継続的な売りが出てくる可能性あり)受給が悪くなることを想定し売却しました。ただ、2022年7月からキャビネット、システムラック、熱関連機器、盤用パーツを10%値上げし、標準分電盤を2〜8%値上げするため2Qのでは1Qよりも良い発表になることが想定されます。仮に販売数と一般管理費が1Qと同数で10%値上げ成功すれば、営業利益は28億円ほどになります。28億円であれば、EPS50円、継続すれば今Qと足すとEPS160円で現在価格で利回り6.5%、8%水準では買っても良いとおもうので、2000円ほどまで下落して値動きがよくなれば買おうかなと思います。

ニチモウは漁網、漁具、水産物商社です。現状プライム市場を選択しており、流通時価総額が70億円ほどと条件未達になっています。1Qを前に保有していましたが、25日線を割ってきていたこと、原油価格の高騰、ロシアリスクを懸念して4月6日に売却していました。その後75日線も割って下落していましたが、1Qとの決算を発表して、上昇し75日線を超えてました。中身としては、懸念材料を払拭する前期同Q比、売上+20.5%、営業利益+37.4%となっております。決算説明資料には期初想定の前提条件は『事業環境は、コロナ禍収束で好転へ向かうものの、他方、ロシア情勢や原料、資材、物流コスト高騰を見込み増収減益』から売上高『期初計画通り、食品事業における水産物原料価格が高騰したことなどが影響※食品事業は、事業特性上1Qまで買付が先行。前期在庫の積み増し分を含め、売上ピークの3Qに向けて順調に推移』営業利益『機械事業における国内向け新規大型案件および海外向け豆腐プラントがともに据付、検収が順調に進行し、期初計画を上回る』と記載されており、当初の計画から比較すると1Qでは事業環境が好調であることが見えます。食品事業は水産物原料の価格高騰等により大幅増収と記載されており、食品インフレが業績には良い影響を与えることが推測されます。今後コロナの収束とともに食料品のニーズ(特に外食用のかにやたら、ホッケ等)は増加する事が考えられますし、ロシアなどからの輸入が急激に改善され価格が大きく下がることも考えにくく価格は上昇傾向が継続するのではと考えてます。前期からロシアリスクに備え、商品及び製品が225億円→283億円と急増しており(借り入れで賄っている)これが売上に繋がってこればさらなるアップサイドも見込めます。

また1Qの営業利益を2億14百万円上昇させた今回の増益の大きな要因の機械事業も『国内は新工場向けの案件もあり中華製品向け機械の受注が高騰に推移したことや、輸出におきましても海外への入出国制限が緩和されたことにより、豆腐業界向け、惣菜調理品向けを中心に据付、検収が順調に進み、増収増益となりました』と記載があり好調さが見えます。

これらのことから、通期予想での売上+3.9%、EPS−20%は現時点では考えづらく、最低でも前期と同額のEPS800円程は出てくるのではないかと思います。特に3Qは食品事業の売上が急激に伸びる時期で在庫を一気に高単価で販売できれば、アップサイドはあると思います。最低の基準でEPS800円でればPER3.22、BPS6500円、PBR0.39となります。また、プライム市場維持基準を満たしておらず、2022年3月期〜2025年3月期に向けて、段階的に配当性向30%に引き上げ、株主還元策を積極化と明記されています。2022年3月期は12%、2023年3月期は18%と若干ながら増加させてきています。プライム市場基準を満たすために、流通時価総額を上げる必要があり、EPS800円で18%でれば、配当144円、利回り5.5%となります。ロシアリスク懸念のため、商品在庫を積みましていますが、それがキャッシュに変わってきて、現金に余裕(現状55億円ほどで配当金は100円なら4.5億円)が出てこれば、株価を上げる動機はあるのでさらなる還元も期待できます。また、最近は漁網のみではなく、事業ポートフォリオを組んで、収益も安定的に出るようになってきています。事業環境が好調で、食品インフレの体制があり、中経で2025年3月期までにCAGR売上4%、営業利益13%成長、事業の安定感が出だしている、プライム市場申請で株価を上げる動機のある企業がPER3、PBR0.39、配当利回り現状で4.65%、上昇すれば5.5%は安いのではと思います。また、前期も11月の2Q発表時に上方修正と増配を出しており、売上10%以上、営業利益30%以上の上方修正の要件に流石に2Qで当てはまるのではと思い、そこまでが一旦の出口として見れます。薄いので買いにくいですが、少しずつ集めて主力級にして行こうかと思っています。

現状、自分の手法に置いてはトレンドフォローと速報性が重要だと感じています。適切なタイミングで適切な銘柄に適切な量の資金を入れるのが重要だと思うのですが、準備不足で一手遅れています。たくさんの銘柄をみると自分の場合はどうしてもどっちつかずになるので、良い銘柄を絞って自分が納得出来る状態で場が開いた瞬間に適切な対応が出来るように準備する習慣をつけます。現状としては数よりも見る銘柄を絞って思い切って振れる状態を作るのが大事で、その中で試行回数をこなせる資金管理をすればよいと思います。

決算が出揃ってきて、決算マタギの資金が来週から徐々に個別に入ってくるものだと思われます。素早く良い銘柄に資金を入れていきたいです。

月間の日経との差は−5.26%です。

日経騰落レシオ130.18、日経平均PER16.65は、PBRは1.70倍、益回りは6.01%です。空売り比率は43.8、信用評価率は-10.56倍です。恐怖指数20.12%、フェア&グリード53となりました。

個人口座総資産ポジションバランス 

CP22.83% 売り0.0% 買い77.17%(ネットロング0.77倍)

個人PF(9銘柄)

3591ワコール

4847IWI(インテリジェントウェイブ)

5461中部鋼鈑

6651日東工業

7236ティラド

7433伯東

7868広済堂HD

9107川崎汽船

ショート

1320ETF225

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