日経は前日比-0.11%(年率+5.09%)、個人PFは、前日比+1.28%(年率+14.90%)となりました。
PFでは、JVCKW+2.57%、ザ・パック+2.39%、大末建設+2.11%、日本製鉄+2.02%、マクニカHD+1.61%、DI+1.06%、パイオラックス+0.8%、日東工業+0.15%、MS-Japan-0.38%。全面高となりました。
売買は、大末建設新規購入です。
東証が1月25日に行った市場区分見直しに関するフォローアップ会議で中長期的な企業価値向上に向けた取組の動機付けの中で『今回の市場再編が上場会社の企業価値向上へ寄与することを目的としている事を踏まえ場、全上場会社の約半数がPBR1倍割れの状況にメスを入れない限り意味が無く、その改善に向けて、一歩踏み込んだことを行う事が出来るが同課が重要』との文章があり、次ページにもPBR1倍を割れている(すなわち、資本コストを上回る資本収益性を達成できていない、あるいは、資本コストを上回る資本収益性を達成しているものの将来の成長性が投資者から十分にきたいされていないと考えられる)会社に対しては、改善に向けた方針や具体的な取り組みなどの開示を求めていくべきとの文章があります。つまり、PBR1倍割れの会社に対して改善の要求を行い改善方法の提出を行わせる旨の記載があり、市場ではPBR1倍割れの銘柄が買われてきています。この流れは、一定継続性のあるものだと考えており、大末建設もPBR0.6倍と割安な水準で該当する銘柄です。PBR1倍を下回っている銘柄は市場には多く放置されており、その中でもスタンダードよりもプライム市場を選択している会社は相対的に強く要求される可能性が高く、社会性も高いため会社側も動機がスタンダードよりも大きいものだと思います。また、PBR1倍を改善するとなった段階で方法は1成長、2余剰資本の株主還元があり、そもそもPBR1倍以下の会社はそもそも成長できない会社だったため安値で放置されており、会社の気持ちが変わっても期待できませんし、そのような開示を出したところで投資家の期待が乗りにくいと思います。そう考えると、株主還元の方が現実的な方法で、現金を多く保有しており、借金が少なく、財務基盤の強い会社が良いのではと考えています。その中で、大末建設は、プライム市場選択、時価総額12億円に対し73億円の現金保有、2.7億円程の有利子負債、流動資産450億円-負債296億円=154億円とネットネットまでは行きませんが財務が強い、プライム市場流通時価総額基準を未達で配当性向50%以上を明示、上場維持基準の計画の資料で2023年3月期100円、2024年3月期120円、2025年3月期140円の配当記載があることがポイントです。間近は2022年10月25日に下方修正を行い100円予想の配当から60円に減配を発表し大きく売られています。要因は売上高は着工時期が計画から遅れたこと、利益は売上減少に加え、建築資材の急激な高騰により建築コストが上昇と記載されています。ただ3Qの受注をみると、前年同期比で55.6%増となっており、需要が大きく減退したとは思えない状況です。建設資材は高止まりを続け3Qと同水準で推移しています。需要が減少したわけでなく、受注はしっかり伸びている事を踏まえ価格転嫁を行えてこれば期待できる水準であるとかんじたこと、初期の2024年3月期120円の配当予想に対し株価は1211円とこの水準は忘れ去られ全く期待されてない事、会社も株価を上げたく弱い予想を出しにくい、財務強く追加還元の可能性があることを踏まえ新規で購入しました。
日経騰落レシオ126.39、PERは16.40、PBRは1.61倍、益回りは6.1%です。空売り比率は42.4、信用評価率は-9.89倍です。恐怖指数21.66%、フェア&グリード58になりました。
個人口座総資産ポジションバランス
CP8.68% 売り0.00% 買い92.73%、信用買い0.00%(ネットロング0.92倍)
月間パフォーマン+11.09%
個人PF(9銘柄)
1814大末建設
3132マクニカHD
3950ザ・パック
4310DI
5401日本製鉄
5988パイオラックス
6539MS-Japan
6632JVCKW
6651日東工業
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