日経は前日比-1.46%(年率+21.74%)、個人PFは、前日比-0.98%(年率+24.56%)となりました。
PFでは、中国塗料+0.67%、-は中野冷機ー3.42%、神戸製鋼所ー2%、長野計器ー1.5%、宮地エンジニアリングー1.04%、レーサムー1.05%、世紀東急ー0.8%、タチエスー0.62%。信用は、NF日経ショート+2.74%、JINSー0.56%、石原産業ー3.15%。
売買はNF日経レバ一部解消、JINS信用解消、石原産業新規信用購入、神戸製鋼所売却、長野計器買い増しです。
NF日経レバは買いポジション解消に伴って縮小です。
JINSは月次は良いものの、25日線を割ってきて弱さが目立ったので売却。
石原産業は酸化チタンの最大手です。8月10日に前年同期比売上12.9%、営業利益20.3%の好業績とともに、2Qの上方修正を発表しました。もともとの売上が営業利益12億円でしたが、25%増の15億円、EPS15.73円が36.7円とEPS基準で見れば110.39%の大幅上方修正となりました。要因は有機化学事業の農薬において海外販売好調なこと、経常利益ベースで円安による為替差益の計上が見込まれることと記載がありました。問い合わせたところ、農薬はヨーロッパが主体であったのだが、南米のほうで農薬需要が大きく拡大していたようです。特需のような性質よりも今後も一定継続、成長が見込まれると感じました。また為替についてはドル円135円で当初予定してあり、おそらく1Q、2Q平均で140円程で推移したもので計算されたのではと考えています。また、通期は据え置きになったのですが、そもそも1Q単体でEPS130.7円、2Q累計でEPS36.7円ということは、2Q単体ではEPS-94円になります。営業利益ベースでは1Q単体で32億円の収入があり、2Q累計で15億円で2Q単体だとー17億円となっています。過去数年見てもQ単体の営業利益で-17億円の赤字が出ているところは見当たらず、特別な何かがないとこの数字になる可能性は低いと思います。また、1Qでは無機化学事業が営業利益13億円、有機化学事業が27億円稼いでおり、有機化学は堅調である印象を受けたことから、有機化学が同等水準の利益が出て2Qで-17億円になるためには無機化学が44億円の赤字を出さなければその数字にはならず過去そのような数字はなく、若干価格転嫁ができていない部分があること、無機化学は半導体、自動車、建築などの塗料の需要が悪いことを見越してもさすがにこの数字は出ないのではと考えています。また、主原料はチタン鉱石と石炭なのですが、チタン鉱石は高止まりしているものの、石炭は下落傾向にあり1Qよりも状態は良いものと思われます。また、円安の進行も石原産業にとってはプラスに働いており、通期の予想は十分上振れる可能性があるものと考えています。1Qの数字に対して円安、原料安、農薬の好調に対して無機化学の不透明さを差し引いても、EPS300ほどは出るのではと考えています。そうなると過去のPER4.51、配当性向25%で75円、利回り6.6%、PBR0.51になり、PER6.3、配当4%ほどまでは買われてもよいのではと思うので、株価1875円、38%ほどは上昇余地を残しているのではと考えています。また、配当性向30%を目標にしている点も業績が出れば更なる還元も期待できるのではと感じます。
神戸製鋼はした抜けしてきたので一旦売却。
長野計器は状態は良いと思うこと下値を割ってきていないので買い増しして定量を入れました。
日経騰落レシオ106.37、PERは19.35、PBRは1.75倍、益回りは5.17%です。空売り比率は46.0、信用評価率は-9.35倍です。恐怖指数16.35%、フェア&グリード55になりました。
個人口座総資産ポジションバランス
CP16.47% 買83.53%、信用買い16.98%、信用売り22.17%(ネットロング78.34%)
月間パフォーマン+0.29%
個人PF(8銘柄)
1898世紀東急
2892日本食品化工
3431宮地エンジニアリング
4617中国塗料
6411中野冷機
7239タチエス
7715長野計器
8890レーサム
信用
1570NF日経レバ(ショート)
4028石原産業
4617中国塗料
7239タチエス
8890レーサム
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