持株と年率(節税クロス+8058三菱商事買い増し)

日々の売買記録

本日、日経は前日比-0.65%(年率+2.85%)、PFは、前日比-0.82%(+年率9.94%)となりました。取引は、含み損を抱えていた銘柄を節税クロスしたのと前場大きくたたき売られた8058三菱商事を3日連続の買い増ししました。

ダウンパフォーム1日目です。日経騰落率は84.05%です。

CPは、5.01→1.6、ミックス係数4.51→4.31、平均ROEは5.96→5.96、配当利回り2.91→2.98、PBRが0.49→0.48、ルックスルー資産↑、ルックスルー利益↑です。

日経平均は寄り付き20110円まで大きく売られました。しかし、そこから買い戻しが入り大きく反発し、昨日比で-0.65%まで値を戻しました。一時は2%を大きく超える下落であった為、素早く戻したように感じます。

現在は、CMEで少し反発している格好になりますが、今後この反発を利用して売られ続ける可能性もあるので、リスク管理をしっかり行っていきたいと思います。具体的には、

1、割安な銘柄を常に購入しPFを強化していく

2、銘柄数を絞ること

3、信用を使わないこと を行っていきたいと思います。

 

まだまだ長期的に下落する可能性はありますが、今回の下落げ理解したのは

1、相場の波乗りは出来ない

2、価格ではなく価値を判断してPFを強化していく(ルックスルー資産利益)

3、感情ではなく、期待値を追う売買を徹底すること

数年間市場に資金を投下してきましたが、今回の下落によって相場の波を読みそれに乗っていくことは性に合わないですし、そのような能力はないなと再確認しました。今回の下落が始まる前日の8月1日(木)のCPは10%を下回っており、この下落をしっかり食らったわけです。この3日間で日経は約-4.7%下落したのに対して、PFは-3.72%の下落です。これを見ると、CPの比率を考えた時に少し日経をアウトパフォームできた形になります。欲を言えば、割安株投資である為、もう少し全体が下落した時のダウンを抑えたかったのですが、、、、

波乗りが上手な人の中には、今回の下落を待ってCPを確保されていた、投資家の方もおられ、凄いなと感じます。しかし、私がこれから先同じような状況でCPを上げることは出来ないと思います。相場は基本どちらに行くのかわからないし、そのタイミングを計ることは出来ないと考えている為、常に資産を高い割合で、長期的期待値のある株式に投下しておきたいと思っている為です。このような考え方の元、投資が出来始め、考える事が少なくなり少しは成長できたのではと感じています。

また、こういった下落相場の時に普段の準備が試されるのだと実感しました。去年の12月は泣きながら買い増ししていましたが、今回は(今後大きく下落し泣いている可能性はありますが)そこまで感情をぶらさずに買い増し出来ました。それは、価格ではなく、株式の価値に着目し、ルックスルー資産、利益に視点を置いて売買できたからだと思います。自己の資産の増減や株の価格に注目すると感情的になりやすいのですが、比較的普遍的な会社のBPSやEPSに注目し、数字で認識していくと冷静に期待値のある行動をとれました。

また、大衆の存在は常に意識している必要があるとは感じました。相場は大多数の参加者は全体のパフォーマンスを上回ることが出来ないといわれています。これは、プロスペクト理論で書された、人間は不可実性の高い状況で不合理な行動をとる為だと思われます。大多数の人間が勝利することが難しいのであれば、大多数の人間のように感情のままに売買すれば通常負けるということです。大多数の人間が通常買うところで売り、大多数の人間が売っているときに買うことが長期的に勝利する可能性が高いと感じました。そこで注意することは、いくら期待値が高かろうとも確率収束するには試行回数が必要ということです。その為に、いくら期待値が大きかろうとも一発退場の可能性がある信用のかけすぎには注意しなければなりません。もし長期的な期待値があるならば、何度も何度もチャレンジしたほうがその期待値に収束しますので。

相場は常に試してきており、相場の裏には大きく相場を動かしている一部の勝者、アルゴリズム存在があると感じました。彼ら、それらは常に人間の弱みを突くように行動、設定されており、大多数の酔狂による購入や恐怖による損切り等を起こすように相場を操作しているようです。資本主義は富が数%に集中するといわれていますが、今回の暴落でその片鱗を見たように感じます。私自身は、その存在を認識し、それらの狙いにはまるのではなく、逆に利用するように今後していければと思っています。今後どのような相場の流れになるかはわかりませんが、少なくとも現時点では本日の寄り付きの市場が恐怖に支配される中で購入できた投資家は利が乗っています。

私自身は、相場に参加することにより、少しずつですが成長できていると感じています。今後も現在の価値と価格の差があるバリュー投資を主体に置いた投資法で、数字を元に長期的に資産が増加する期待値を追い続けようと決意を固めた次第です。

 

持株は以下の通りです。(12銘柄)

1734北弘電社 2055日和産業 3504丸八HD

5461中部鋼板 7537丸文

7565萬世電機 7932ニッピ 8046丸藤シートパイル

8058三菱商事 8591オリックス 8877日本エスリード

9022JR東海

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