本日、日経は前日比+0.73%、(年率−4.69%)、個人PFは、前日比+1.79%(年率−2.88%)となりました。
日経は寄り付き弱かったのですが底から上昇していき、+でひけました。
PFでは、昨日決算を発表した大末建設が+5.15%、冶金工業が+13.57%、準主力のPS三菱が+1.31%と全体を牽引しました。反対にニチモウが−0.47%、ダブルインバースが−1.18%、ファーストリテイリングのショートが−3.56%となりました。依然日経全体は25日線が上から落ちてきており、ショート優勢だと考えておりショートを外してネットロング1倍にはしたくないのですが、ファーストリテイリングに関しては、75日線を超えてくると上昇転換した可能性もあるので、様子を見て他のショートできそうな銘柄に乗り換えたいです。売買は朝一、日本冶金を一部売却しました。決算の内容は良かったと思うのですが、ニッケル原料高の面で少し不安があり、一気に上昇したので売却しました。一方で、『生産性向上やリードタイムの短縮、ロールマージンの確保、徹底したコストダウンを実施』、『ステンレス特殊鋼業界の需要回復次期は2022年』というのも将来につながる内容で、会社の内部が変化し、力をつけて来ている印象をうけました。現在PFの7.5%となっていますが、調整がはいり5日線よりも下回り下落トレンドに回帰するまでは持ちたいと思います。
HUグループを新規で購入しました。2021年3番目に負けた銘柄です。オミクロン株が、2021年11月に南アフリカでみつかり、日本国内では、新型コロナの1日の新規感染者数は927人と過去最多を記録しています。死亡者数は減少傾向にありますが、軽症の患者が増加し経済の再開、人間の流動性の高まりにより、PCR検査、空港などでの高感度抗原定量検査の需要が急増してきています。その証拠に、国や地方自治体はPCR検査、抗原検査の無償提供を始め、ドラッグストアや民営病院などで、無症状な市民に対し税金を投入して検査を始めています。検査の単価は出始めよりも安くなっていることが想像されますが、そもそも需要があり、民営の企業が利益を落としてまで販売することが考えにくいですし、需要の爆発的な増加が単価の下落を上回ることが予想されます。2QまでのEPS水準であったとしても、通期予想EPS600円程には上方修正してくるのでは無いかと感じます。また、そうするとPER5倍ほどの水準で非常に割安となってきます。配当利回りとしてはDOE6%につき、そこまでの大きな増配は見込めません。ただPER5倍は非常に割安な水準で、問題は市場がこの業績の継続性をどこまで信じるかということです。株価は1Q決算発表後の8月20日を天井に、コロナの感染者の減少とともに下落し、2Q決算発表上方修正をそこに切り替えしてきています。8月20日からはコロナの収束を織り込んで先に株価が下がったように思います。しかし、それはオミクロン株が出る前の前提で、今回オミクロン株が急激に拡大したことによって、『前も収まりかけたが、再拡大したし次も続く可能性が有るのでは、、』や『このオミクロンもどこまで広がるのかは不透明だ』という心理が働くように思います。その市場心理の状態で3QでEPS600円(50%増)、PER5倍の上方修正は十分なカタリストになると思います。出尽くさないかどうかですが、現状配当利回り4.18%、最安値2530円まで下げると4.9%となります。DOEなので業績の影響が少ないので、配当の継続性は強いです。2年の実質配当利回りは4.78%となっており、大きく割高感はありません。チャートも高値からの下落のトレンドラインを超えてきており、下落後の高値も抜けてきています。5日、25日、75日線が株価をしたから突き上げる形で上昇圧力が強くなっています。もし上方修正がない場合でも大きく期待されているような株価水準では無いと思いますし、配当のクッションもあります。2740円を下回る場合は下落トレンド再突入に見えるので切るとすると、下は、2740円の−8%、上はコロナ拡大時の3250円の+9%で確率は4対6ほどかなと思います。期待値は+58円となり、+2%程は有るのではと思います。来週決算前の期待で買われていけば、一部売却していくかもしれません。危惧する点は、コロナ感染者の減少による市場の業績継続性に対しての心理変化と今回の上方修正の遅さを見ても保守的な会社にみえるので、会社側が来期の予想を弱めで出してくる可能性です。いずれにせよ、感染者が来週2月8日までに減少に転じる可能性は少ないですし、本決算前に売却すれば問題はないと思います。ただ、100%は無いので、この感じだと最大でPFの10%ほどにしようと思います。
本日16時3Q決算発表の東洋製罐を買い増しして、19.64%→21.57%とPFの最主力となりました。株主還元80%、配当性向50%で今期業績も上振れ、過去実績をみても業績は安定しており、通期予想EPS141.09円に対し、2Q時点で123.6円で3Qでほぼ上方修正をしてくる+利回りで考えても、還元で考えても明らかに割安である、海外子会社のアルミ缶製造会社が当分は(数年?)堅調であると想定される事を踏まえ買い増ししました。結果が出れば月曜日にでも掲載します。
月間の日経との差は+0.12%です。
日経騰落レシオ94.34、日経平均PERは13.11、PBRは1.23倍、益回りは7.63%です。空売り比率は44.5、信用評価率は-15.75倍です。恐怖指数24.59%となりました。
個人口座総資産ポジションバランス
CP5.28% 売り31% 買い94%(ネットロング0.63倍)
個人PF(9銘柄)
1357ダブルインバース
1814大末建設
1871PS三菱
3447信和
4544HUグループ
5195バンドー化学
5480日本冶金工業
5901東洋製罐
8091ニチモウ
制度信用ショート
9983ファーストリテイリング
優待口座(14銘柄)
1384ホクリョウ
2681ゲオHD
2685アダストリア
3197すかいらーく
3548バロックジャパン
3558ロコンド
5449大阪製鉄
8173上新電機
8356十六銀行
9857英和
9029ヒガシ21
9831ヤマダ電機
9882イエローハット
9885シャルレ
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