本日、日経は前日比+3.94%、(年率−10.77%)、個人PFは、前日比+3.56%(年率−4.7%)となりました。
全体相場は、ショートカバーなのか前日比で大きく上昇しました。PFでは、依然ショートポジションの方が強いと思っているため、下落から一旦上昇してきた銘柄でかつ、ファンダメンタルが悪く、受給も悪化していきそうなものを売り、保有株で受給悪化が見えるもので上昇してきたものを一旦決済しました。これらの売買により、ネットロングは0.17で過去最低となり、買い、売りがほぼ同じ量のポジションとなりました。現状のポジションで一番良い展開はインフレ加速、利上げ加速で全体相場が落ちる中で、高配当や財務の比較的強いバリュー株に資金が来る展開が最も良いと思います。反対に悪い展開は、全体相場が上がり、利上げの見送りなどでグロース優位、高PER株が買われる展開です。この展開は相対的に少ないと思いますが、トレンドが出だした場合は、ショートをクローズしてついていきたいです。
大末建設は、75日移動平均線の下にあり、上昇して頭を抑えられる展開になっていたので、一部決済。ASTIは、今後業績回復が予想されますが、下落によって受給も悪く、板も薄いため、全体が下落トレンドで有るならば、カタリストまでは資金が入りにくいと感じ売却。
くら寿司ショートは、1Q決算を発表したのですが、地合いで値持ちは比較的良かったのですが、中身は非常に悪いように見えました。営業利益率は、1Q単体では過去最低の1.5%で原材料高の影響をもろに食らっているように見えました。経常利益は、蔓延防止の時短協力金で大きく上昇し、前年同期比2.9倍の26億円となりました。6月末まで蔓延防止を延長し、協力金を貰えるため、2Qも経常利益は非常に良いものが出てきて、1Qと同様だと2QでEPS80円、3Q4Qが営業利益6億円出れば、EPSで20円と考えるとEPSは100円ほどに上方修正されるのではと思います。最高のシナリオでPER33、このまま原材料がたかどまりすれば、来期はEPS40円予想、PER83倍、過去のバリエーションだと25倍ほど、今期助成金の特益でPER33倍、原材料たかどまりで、PER83倍、インフレが継続すればするほどこのバリエーションは許容出来なくなると思います。現状すぐにコモディティの価格が大きく戻る可能性は低いと思いますし、これが続けば、ビジネスモデルの崩壊まで見えているので、下の期待値が高いと思います。また、チャートも崩れてきているので、入りました。インフレが否定される、または上昇トレンドに転換するまでは売りたいと思います。具体的には5日移動平均線をすぐに抜けていくようだとタイミングがあっていないので一度決済、中期的には25日移動平均線より上にこれば出ようかと思っています。
トリドールは業績も堅調で、コロナ禍でも売上、利益も伸ばしてきています。見た目としては、価格転嫁も一定出来ており、非常に良い状態に見えますが、小麦の価格が高騰しており、今後業績に悪影響を与えることが想定されます。営業利益の113億円に時短協力金が50億円入っており、実際の業績は64億円の営業利益となっています。EPSで見ると40円程だと想定されます。EPS40円だと現在価格でPER56倍とコロナ前の水準の30倍と比較しても非常に割高だと思います。また、小麦の価格の打撃を受け業績が今後下降すると考える銘柄においてこのバリエーションは許容出来ないと思います。チャートは5日、25日移動平均線の下にあり、弱い形になっています。25日が下落してくるので、インフレの流れが転換するか、チャートのこの水準を上回るまでは売りたいと思います。
月間の日経との差は−0.89%です。
日経騰落レシオ91.82、日経平均PERは11.97、PBRは1.10倍、益回りは8.35%です。空売り比率は46.4、信用評価率は-13倍です。恐怖指数33.01%となりました。
個人口座総資産ポジションバランス
CP19.72% 売り62.88% 買い80.28%(ネットロング0.17倍)
個人PF(7銘柄)
1814大末建設
2676高千穂交易
5480日本冶金工業
5901東洋製罐
6363酉島製作所
6899ASTI
8091ニチモウ
信用ショート
1545NFNASDAQ
2695くら寿司
3397トリドール
8306三菱UFJ
9983ファーストリテイリング
優待口座(13銘柄)
1384ホクリョウ
2681ゲオHD
2685アダストリア
3197すかいらーく
3548バロックジャパン
3558ロコンド
5449大阪製鉄
8173上新電機
8356十六銀行
9857英和
9029ヒガシ21
9831ヤマダ電機
9882イエローハット
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