本日、日経は前日比-0.27%(年率−7.34%)、個人PFは、前日比+0.56%(年率+16.94%)となりました。
PFでは、ティラド+5.38%、高千穂交易+1.93%、NO1+1.62%、IWI+1.3%とマイナスはSBIHDの-1.1%と前日と大きく変わり日経をアウトパフォームしました。ショートは、くら寿司+0.28%、OLC+0.18%、トリドール-1.64%とトリドールは若干上昇しましたが、銘柄ごとの差は効いているように感じます。
売買は、サンコールを一部売却しました。上昇によってポジションサイズが22%と大きくなってきたこと、他有望銘柄が出てきておりカタリスト、価値と価格のスプレッドが相対的に縮小している事、5日線を下回っている事を考慮し一部売却しました。特に今期予想のEPS50円は若干下駄をはいているように思います。何故なら、原材料価格は高騰しており、実際に前期も営業利益率1Q3.24%、2Q1.53%、3Q0.66%、4Q0.78%と低水準です。2023年3月期予想を達成する為には3.51%の営業利益率を達成せねばならず、実際にこのままの市況が継続した場合に難しく、良くても40円程かなと思っています。そうなると、30円配当の利回り4.8%と平凡なものになります。市況が変わり利益が出やすい構造になれば、配当性向がまた飛ぶのでその前にまた入るかもしれません。
SBIHDを買い増ししました。明日決算前にしてポジションを入れました。若干弱いのが心配ではありますが、どうなるか。
ティラドを新規で購入しました。自動車ラジエーターが主力です。5月17日に中期経営計画を発表しました。注目すべき点は株主還元です。P31に2023年3月期~2026年3月期までの4年累計で105億円の株主還元を明示、P32で総還元性向90%以上、配当性向30%以上と記載されています。グラフの記載と前期EPS516円、来期EPS229.5円に対し配当利回り160円を継続してきたことを踏まえると、160円の配当は一定維持してくるのではと考えています。現状配当利回りが5.79%と高配当で下落耐性もあるのではと思っています。また、総還元性向が90%なので、このままいけば、1.6%の自社株取得となります。ただ、4年で105億円の株主還元となっているので、年間平均26.25億円の株主還元で185億円の株価から逆算すると14%の還元と非常に大きな還元割合になります。自己資本比率も現状47.5%ですが、2026年3月期にはROE10%で自己資本40%を目標にしており、資金効率を意識するように会社が変化していると感じました。また業績に関しては、中期経営計画によると2026年3月期はEPS870円目標なので、90%還元だと783円還元で現在価格の2763円で考えると還元利回り28%というとんでもない還元になります。PER12と過去のPER5程と比較すれば割高な水準ですが、来期予想の出る1年後ぐらいかなと思います。目標通りいけば、EPS617円、総還元555円、総還元利回り20%、配当160円だとすると、自社株買い14%が来ることが想定されます。目標通りにいけば、異常な割安さであると思いますが、リスクとしては間近決算が前年同期-65.5%の営業利益を計上しており、今期予想も原材料価格および物流費等の大幅な上昇で弱く業績の信ぴょう性が低い事です。その部分の不安が取り除ければ大きな買いが入ってくると思われます。最短で8月初旬の1Qの決算を見て業績が改善されている変化が見られればロットを入れたいと思います。
月間の日経との差は+11.38%です。
日経騰落レシオ92.22、日経平均PER16.21は、PBRは1.64倍、益回りは6.17%です。空売り比率は44.7、信用評価率は-12.16倍です。恐怖指数28.09%、フェア&グリード14となり恐怖寄りです。
個人口座総資産ポジションバランス
CP2.56% 売り22.54% 買い97.44%(ネットロング0.74倍)
個人PF(9銘柄)
1814大末建設
2676高千穂交易
3562NO1
4847IWI(インテリジェントウェイブ)
5985サンコール
6651日東工業
7236ティラド
7868広済堂HD
8473SBIHD
信用ショート
2695くら寿司
3397トリドール
4661OLC
優待口座(10銘柄)
1384ホクリョウ
2681ゲオHD
2685アダストリア
3197すかいらーく
3548バロックジャパン
8173上新電機
8356十六銀行
9857英和
9831ヤマダ電機
9882イエローハット
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