日経は前日比+1.11%(年率+8.21%)、個人PFは、前日比−0.44%(年率+14.51%)となりました。
PFでは、神戸天然物化学+5.06%、新日本建設+1.56%、MS-Japan+1.31%、神戸製鋼所+1.09%、アーレスティ+0.67%。DI−1.74%、サクサ−1.45%、JVCKW−0.74%、FPG−0.67%です。
売買は、大末建設、DI、JVCKW売却、日本製鐵新規購入、売却、神戸製鋼所、アーレスティ、芝浦機械、サクサ新規購入、MS-Japan、神戸天然物化学買い増しです。
大末建設はチャートとしては底打ちの形になっていますが、主要顧客がデベロッパーであり価格転嫁が効かせにくいところ、四季報来期予想でもEPS108.3円→EPS114円とインパクトにかける数字で増配は見込みにくいことから売却。
DIは今期配当利回り6%で来期も強烈な還元をする可能性があるのですが、来期還元予想が出るのは最短で5月であること、来期のEPSの見た目が今期と比較すると非常に悪いと感じること、高値圏で5日線を下回ってきていることを踏まえ一旦売却しました。
JVCKWは四季報予想で来期EPS46円、PER8.7の水準でその成長性と継続性を考えると割高ではないものの現状の市場の中で優先する銘柄かと言われるとそこまでだと感じたので売却。
高炉を成りで買いました。鉄スクラップの価格が上昇していることから高炉が有利になること、鋼材価格も上昇していることを加味しました。
日本製鐵は現状の水準で割安であること、ニュースで来期のトヨタに対しての鋼材納品価格も上昇したニュースがあったことから成でかいましたが、その後売られ弱含んだため売却。
神戸製鋼所は現在PER6.5、配当利回り3.94%と日本製鐵のほうが指標的には割安ではありますが、直近決算の内容が日本製鐵よりも評価できることから急上昇しています。来期予想が今期EPS156.4円→EPS174.1円と日本製鐵が減収予想の中増収予想であること、10年で見ると日本製鐵よりもまだ上昇幅が少なく過去指標レンジで見ても割安な水準であること、2021年度および2022年度での配当性向は原稿の15〜25%を継続しますが、2023年度以降は引き上げも含めて見直しいたしますとの記載があることを含め新規購入しました。
アーレスティはダイカスト大手で自動車向けのアルミ製品を作っています。現状PBR0.26と非常に割安な水準にあること、四季報予想で2024年3月期予想で営業利益55億円、EPS132.3円と非常に強い予想をしていること、2022年6月2日に2224中期経営計画を発表し、2023年3月期売上1410億円、営業利益19億円、EOE1.6%、2025年3月期売上1700億円、営業利益65億円、ROE7.8%を出しています。ここから逆算すると営業利益ベースでCAGR85%と驚異的な急回復を見せる計算になっており、11月14日に上方修正をしており、事業環境はこの計画よりも改善しているものだと考えています。四季報予想でも2024年3月期予想でEPS131でPER4.6。キャッシュは93億円の現金に対し、444億円の有利子負債がありますが、2022年3月期にはフリーCFもプラスになっており、財務CFは−で有利子負債も返していっていることを見て業績が上向くことが考えられます。PBR1倍が見られる中でPBR0.26、業績V字回復でPER4.6で還元の期待がある銘柄は非常に安いと思い買いました。中期的にも電動化していく中で電動化の部品の比率を上げていこうと思っており、現状コアな部品の受注も受けてきているとのことです。また、EV化の中で車体重量が上がること、リサイクル可能なアルミ製品の需要が伸びるものと記載があり中長期的にも追い風が吹いている企業だと感じていますので業績を見ながらロットを入れて行きたいと思います。ちなみに営業利益60億円のラインは2007年3月期、2008年3月期で1500円〜3000円の株価なのでこの低PBRが評価される相場で業績回復、EV化の期待がのってこれば、値幅はあると感じています。
芝浦機械は四季報予想でEPS159.4円→EPS329.9円で非常に強いこと、実際の受注残も3Q時点でリチウムイオン電池向けセパレーターフィルム製造装置の受注が急増しており、前年同期比受注高15%増、受注残高は50.7%増加しており、増産体制も構築の文面もあり来期は非常に強い業績になると感じています。営業利益では110億円、EPS329.9円の水準は2006年3月期、2007年3月期の水準で5000円程で現状の3165円と大きく乖離があります。またフェアバリューでPER15倍程だとおもうので 、4935円なのでここともかぶります。EPSの確度を上げていければロットも増やしていきたいです。
サクサHDは、ビジネスフォン、セキュリティ機器を販売しています。現状時価総額97.6億円で流通時価総額80億円程でプライム維持基準を満たしていないこと、間近大きく上方修正して来期も四季報予想でEPS224.2円でており、配当性向30%を出しているため、配当利回り4.3%であること、PBR0.38、現金69億円、有利子負債35億円とネットキャッシュが豊富でプライム基準を満たしたければ追加還元が期待できることを含め購入しました。
MS-Japanは期末配当で来期も期待できること、株価も75日線に支えられた形になったこと、経営者の売却はプライム維持の為で以前から開示していたことを含め買い増し。
神戸天然物化学は本日強く上昇し価格の是正するタイミングかと感じ買い増し。
3月に入り日経に大きく劣後する中、大きくPFを入れ替えていっています。現状の配当性向が出ていて現状高配当なものから、低PBR+還元期待できる財務+プライム+業績回復が期待できるものにシフトしていっています。業績は、四季報発売まで二週間を切っていることから、四季報来期予想を入り口に中身を見ていって選別している状況です。デメリットとしては、思惑で買われている部分もあり、カタリストも不明確ですが、一旦来期が実際に数字が出そうで、予想も強く出してきやすいところに集中していこうと思います。
日経騰落レシオ120.11、PERは16.69、PBRは1.63倍、益回りは5.99%です。空売り比率は40.1、信用評価率は-10.09倍です。恐怖指数19.04%、フェア&グリード55になりました。
個人口座総資産ポジションバランス
CP9.93% 売り0.00% 買い90.07%、信用買い0.00%(ネットロング0.90倍)
月間パフォーマン−3.36%
個人PF(11銘柄)
1879新日本建設
5011ニチレキ
5406神戸製鋼所
5852アーレスティ
5949ユニプレス
5988パイオラックス
6104芝浦機械
6539MS-Japan
6568神戸天然物化学
6675サクサ
7148FPG
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